処理速度が速いレンタルサーバーへ移行したい!移行前のサイトの状況記録。
2019.10.06 Sun


仲間が運営する素材屋サイトが、トップページが表示され切るまでに数秒かかり、離脱率を改善したく、サイトを軽量化をしたいということ。
すでに、軽量化関連のプラグインを使用しており、各プラグインにおいて、適切な設定は済んでいる。
使用中のプラグイン

- Autoptimize
HTML、JS、CSSを圧縮、画像の遅延表示オプション(Lazy Load)も有効化。 - EWWW Image Optimizer
WPのメディアアップロードでアップした画像を最適化。 - Optimize Database after Deleting Revisions
リビジョンで作成されたデータを一括削除。 - W3 Total Cache
キャッシュを利用してWordPressの表示速度上げる。
その他に、.htaccessによるブラウザキャッシュの設定、JavaScriptの非同期、圧縮サイトでCSSやJavaScriptの圧縮などを行っている状況。
WordPressの軽量化関連プラグイン、.htaccessのキャッシュ設定、画像の軽量化などなど、調べつくして、出来る限りのことは全て実践したが、速度チェックサービスで良い点が取れないらしく、もうどうしたらいいのか分からないと悩んでいる。
つらそうね。
自分にとっても良い勉強になるんで、一緒に考えていこうということになった。
PageSpeed Insights

ほとんどの項目において、赤文字や黄色の文字で警告が出ている。
ラボデータ
| メディア | パソコン | モバイル |
|---|---|---|
| スコア | 72 | 22 |
| コンテンツの初回イベント | 1.0 秒 | 3.5 秒 |
| 意味のあるコンテンツの初回ペイント | 1.0 秒 | 3.5 秒 |
| 速度インデックス | 2.9 秒 | 11.6 秒 |
| CPU の初回アイドル | 2.4 秒 | 12.3 秒 |
| インタラクティブになるまでの時間 | 2.8 秒 | 15.0 秒 |
| 最大推定 FID | 140 ミリ秒 | 470 ミリ秒 |
改善できる項目
| メディア | パソコン | モバイル |
|---|---|---|
| 次世代フォーマットでの画像の配信 | 0.74 s | 4.35 s |
| レンダリングを妨げるリソースの除外 | 0.18 s | 2.35 s |
| オフスクリーン画像の遅延読み込み | 2.35 s | |
| レンダリングを妨げるリソースの除外 | 0.84 s | |
| 使用していない CSS を削除してください | 0.81 s | |
| JavaScript の最小化 | 0.34 s | |
| CSS の最小化 | 0.15 s |
診断
| メディア | パソコン | モバイル |
|---|---|---|
| ウェブフォント読み込み中のテキストの表示 | 減らせるデータ量 10 ms – 820 ms | |
| 静的なアセットと効率的なキャッシュ ポリシーの配信 | 52 件のリソースが見つかりました | 52 件のリソースが見つかりました |
| メインスレッド処理の最小化 | 3.0 秒 | 10.2 秒 |
| JavaScript の実行にかかる時間の低減 | 5.0 秒 | |
| 過大な DOM サイズの回避 | 879 件の要素 | 863 件の要素 |
| クリティカルなリクエストの深さの最小化 | 7 件のチェーンが見つかりました | 7 件のチェーンが見つかりました |
問題が多いサイトの改善はどこから?
これらを改善する前に、まずは現在のサーバーを移転しようということになった。
現在利用中のサーバーは、さくらのレンタルサーバー、プランはスタンダード。
これを、一般的に処理速度が速いと言われているX SERVER、ConoHa、mixhostのいずれかにしようと候補を絞り込む。